生産者のストーリー

ご覧いただきありがとうございます。
近江米神麓を栽培している山元健之(やまもとかつゆき)です。

滋賀県鈴鹿山脈の麓の小さな村で、コツコツとお米を育てています。今の時代、30代で米農家を営んでいるのは、もしかすると珍しいことかも知れません。僕がなぜ米作りをするようになったのか、経緯についてお話しようと思います。

少し長いですが、ご興味のある方は読んでみてください。

本当は農業なんてしたくなかった

甲賀市神区の米農家に生まれた僕にとって、田んぼや畑が身近にあるのが当たり前でした。都会の方からは「素敵ですね」と言われますが、田んぼや畑があるということは、たくさん手伝わされるということです。だから、子どもの頃は田んぼの存在が憎かったんです。

そんな僕は当初、米農家を継ごうとは考えずに、老舗料亭で修行する道を選びました。その後は湖南市の料亭「しのはら(現 銀座しのはら)」で働いてました。そのとき、大将に実家の米を食べていただいたことろ、「美味しいから買わせてもらえないか?」と言われたのです。

このことがきっかけで、“米農家を継ぐ”ということを本格的に考えるようになりました。

「美味しい米を作れるだろうか」という不安

「料亭に合う米を作ろう」と、米農家を継ぎ、自分で米を栽培するようになったころ、しのはらは銀座に移転し早くも予約6ヶ月待ちの店として話題になりました。

お客様からすると、半年前から予約を入れて、やっと「銀座しのはら」に食べ
に行ける!という状況です。そこに出される米を届けるのですが、いつ予想もしない暑さや、水不足に襲われるかも分かりません。

「毎年、高級店を訪れる方が満足する米を作れるだろうか」

そんな不安があったのです。

「毎年、同じ米の方が不自然じゃないの?」

僕が感じている不安を正直に「銀座しのはら」に伝えたところ、意外な返事が
返ってきました。

「1本数万円するようなワインだって『今年のワインは少し渋味があるかなぁ…』と当たり前のように言われます。去年のワインの味、今年のワインの味、違うことも含めてワイン好きな人は楽しみます。

お米も同じ。異常に暑かった時のお米、雨がたくさん降った年のお米、それらの特徴を知って、その良さを出すのが料理人の仕事じゃないか。」

確かに、その通りです。子育てをしていると、兄弟が寝食をともにしても全く違う大人に成長します。そしてそれぞれが個性を存分に発揮できれば幸せなんだろうなぁと思いました。

だったら、お米作りも同じように、“こうすべきだ”という枠にとらわれず、田んぼの声を聴きながら、彼らの特長が存分に出るようにしようと思ったのです。だから、田んぼの声をとことん聴くことにしました。

田んぼに出ると、稲の葉がいろんなことを教えてくれます。小さな虫たちや小魚たちも、水温や気候のことなど、たくさんのことを教えてくれます。

異常な暑さの夏は・・・

それでも、異常な暑さの夏は、どう対応していいのか迷いました。昼間に田んぼに出れば、稲も暑さにまいっているのがよくわかります。ここで、水を入れて水温を冷やしてあげるのが鉄則ですが、異常な暑さです。新たに入れる水温も高いので、大きな効果は期待できません。僕は「夜まで頑張ってな」と田を回り、稲に声をかけていきました。

深夜。最も気温が下がった頃を見計らって、田に水を入れに行きました。涼しい夜中にさらに涼しくして、また翌日の猛暑に耐える。こんなことを繰り返してくと、稲の葉はどんどん深い緑を増していきました。

様々な生き物が田んぼにいる

それでも、田んぼには害虫がやってきます。農薬を撒いて害虫を駆除すれば、もっとたくさん米が収穫できることが期待できます。でも、田んぼが元気でいればちゃんと味方もやってきます。てんとう虫、カエル、トンボなどがやってきて害虫を駆除してくれます。害虫を見つけたからといってすぐに農薬で駆除してしまうと、田んぼの生命力はじわりじわりと失われてしまうのです。

自分さえ良ければいいという米の生産の仕方は避けていきたい

美味しいお米を育てることも目的の1つですが、もっと大切なことを米作りを通して伝えられればと思っています。それは「自分だけが良かったいいという発想を捨てよう」ということです。もし、僕さえいいというのであれば、たくさん農薬を散布すればよくて、わざわざ田んぼの声を聞かなくても、ある程度確立された手順通りやれば、それなりに収穫できます。

ですが、そんなことを続けていると、田んぼはゆっくりと力を失っていきます。今は良くても、10年後20年後も、この故郷で美味しい米を作り続けるには、故郷の自然を壊してはいけないんです。

一杯の茶碗のご飯から、大地を感じて欲しいから作り続けます

今はまだ、小さな農家です。

それでも、こうした気持ちで育てたお米を「美味しい」と言ってくれて遠方からも注文してくださる方がいます。もちろん、銀座しのはらさんをはじめ、いくつかの東京の名店と言われるお店の方々も、僕のお米でないとダメだと言ってくださることはとても嬉しいです。

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